the museum of science and industry



●シカゴ科学産業博物館 

 シカゴ科学産業博物館は、世界でも最も訪問者数の多い博物館の一つです。ここはアメリカのどの博物館より古くて大きく、科学の進歩、テクノロジーの発展を絶えず展示することに専念しています。

 シカゴ科学産業博物館はシカゴのサウスサイド(南側)のジャクソンパーク、シカゴ大学が在るハイドパークの隣に在ります。この博物館の建物は、1893年に行われた万国博覧会 (World Columbian Exposition )後の大火から唯一残ったもので、1900年代の初めに、ジュリアス・ロウゼンワルド氏の下で改善され1933年にシカゴ科学産業博物館(the Museum of Science and Industry)として開館されました。


 電波のシステムを説明する「ホール・オブ・コミュニケーション」から、炭鉱を再現した「コール・マイン」まで、たくさんの展示会はイントラクティブで、実際体験ができるように工夫されています。

 この博物館のコレクションは豊富で、例えば世界第二次大戦の際に米軍に確保された、唯一のドイツのサブマリンU−505があります。この潜水艦には実際に入ることができ、水夫たちがどんな生活を送っていたのかを、ドイツ軍の制服を着たスタッフが説明してくれます。

 またサイレント・フィルム時代の有名女優カリーン・モーアの人形のコレクション、アメリカで始めての蒸気機関車パイオニア・ゼファーなども常設展示物として人気を呼んでいます。

 ヘンリークラウンスペースセンターでは、アポロ8号のカプセルが展示され、スペースシャトルに関連する展示物もたくさんです。ここではオムニマックスという視野180度の巨大な劇場も設けられています。


 3階におよぶ多彩な常設展示会の他に、シカゴ科学産業博物館は大規模な特別展示会を開くことで評判です。その良い例が2000年に開いた「タイタニック」。沈没した豪華旅行船の残骸を過去にないスケールで展示したことは、展示会が終わってしまった現在でも話題になっています。

 2005年の特別展示会は、200に及ぶ人間の標本を展示する「ボディ・ウォーク」。そしてコンピューターゲームのあれこれを楽しく教える「ゲーム・オン」です。どちらの展示会も、夏のブロックバスターで9月5日まで展示しています。オムニマックス劇場では「ヒューマン・ボディ」と、「ミステリー・オブ・ザ・ナイル」が上映されていますが、これも夏場限りです。

●歴史背景

 シカゴ科学産業博物館は、現在でもシアーズ・ローブック会社の社長であった、大富豪ジュリアス・ローゼンワルド氏のビジョンを受け継いでいます。ローゼンワルドは、1911年にドイツへの家族旅行の際にミュンヘンにあるドイツ博物館を訪れ、その展示会のスケールに心を打たれ、シカゴにこのような博物館を持ってきたいと決心したそうです。ドイツの博物館と連絡を取りながら、1921年にシカゴ・コマーシャルクラブを制定、26年にはローゼンワルド自身が300万ドルの寄付をし、シティボンドを発行。そして、ローゼンワルドは、シカゴ科学産業博物館が開館する一年前の1932年に他界するまで、700万ドルに及ぶ額をこの博物館に寄贈しました。

 博物館の場所はジャクソンパークにある、1983年に行われた万国博覧会 (World Columbian Exposition )で、芸術のビルディングとして建てられたファインアーツビルディングに選択しました。万博後、この場所はフィールド博物館のホームとなっていましたが、1920年代には、フィールド博物館はミュージアムキャンパスにすでに移っており、科学産業博物館にとってもまた最適の場所となったわけです。改善工事は29年から始まり、33年のオープニングにはシカゴ市の企画、「世紀の進化」と共に、博物館の10パーセントのスペースを開館しました。年が重ねていくによって展示会も増え、展示場も広くなりましが、そのぶん経営は苦しくなり、1930年には閉館という声も上がってしまいます。

 そんな時、この博物館の方向を変えたのが、1940年代に館長になったレネックス・ロア−氏です。ロアー館長は手早く経営方針を変え、新しいフォーカスをつくり伝統的な展示会を廃止します。過去の産業展示物は10パーセント、現在の産業展示物90パーセントという言葉をもとに、展示物ならびに展示会をより新しくし、企業からのサポートを積極的にアプローチしました。 その後、経営は立ち直り、著しい博物館の発展に繋がります。ロアー館長の意思は、現在でも博物館のいたるところにみえるようです。

 20世紀の終わりには、博物館の展示場は8エイカーに及び、展示物は2000点を越えるものとなります。展示会はテクノロジー、農耕、交通、エネルギー、コミュニケーションなど多彩な分野に広がり、イントラクティブな展示方法は、訪れた人々の興味を引いて楽しませる反面、教育的な意図も含んでいます。シカゴ科学産業博物館は、シカゴ、中西部だけでなく全米からもたくさん人達が訪れます。


●ショッピング

 大きなスケールのショッピングストアーが地下にあります。そこには科学産業博物館のオリジナル・グッズや、たいていの玩具屋ではみられない科学分野の玩具や実験キットが数多く並んでいます。ここで売っている科学に関するグッズを買うために、博物館に訪れる人も少なくありません。又、シカゴ科学産業博物館のネットでも買い物ができます。

●面白豆知識

シカゴ科学産業博物館は、西半球では一番古く、毎年200万人の人々が世界中から訪れます。ここでの入館人数は全米で第7位です。

The Museum of Science and Industry
57th Street and Lake Shore Drive
Chicago, IL 60637-2093
(773) 684-1414

●スケジュール

12月25日のクリスマス以外は毎日オープン。
原則として夏時期6,7,8月は
月曜から土曜までは9:30 a.m.から5:30 p.m.
日曜は11:00 a.m. から 5:30 p.m.
その他の時期は週ごとにより閉館が4時になったり5時半にもどったりします。
但し、開館時刻の月曜から土曜までの9時半、日曜日の11時は変わりません。

特別展示会には、展示時間の延長があるので、スケジュールが夜しか合わない人は、あらかじめ調べてみると良いでしょう。

オムニマックス劇場においては、試写されている作品の長さでスケジュールが決まってしまうので、これもあらかじめ調べてください。
オムニマックス劇場のスケジュールはこちらへ

●入館料

常設展示会だけ
大人 9ドル
子供(3-11)   5ドル
シニア(65+)$7.50
(シカゴ在留者はディスカウント有り)

常設展示会と特別展示会のコンボ
大人 21ドル
子供(3-11)   11ドル
シニア(65+)17ドル
(シカゴ在留者はディスカウント有り)

イブニングとフリーデイの特別展示会料金
大人  16ドル(大人メンバー 9.50ドル)
子供(3-11)    9ドル(子供メンバー  5.50ドル)
シニア  15ドル(シニアメンバー 7.50ドル)

他の特別展示会の追加料金
一般 5ドル
メンバー 4ドル

潜水艦U−505のツアー追加料金
一般 5ドル
メンバー 4ドル

常設展示会とオムニマックス劇場
大人 15ドル
子供(3-11)   10ドル
シニア(65+)$12.50

オムニマックス劇場の2本めの追加料金
大人 5ドル
子供(3-11)    4ドル
シニア(65+)  4ドル

2005年の料金免除、フリーデイは下記の通り
1月3日から3月15日までの月曜と火曜日はフリー
6月5日から10日まではフリー
9月12日から11月の24日までの月曜日と火曜日はフリー
12月の24日はフリー

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