grant park



●グラントパーク 
Grant Park



シカゴのフロントヤード(前庭)という愛称で呼ばれるグラントパークは、ミシガン湖に沿ったシカゴの随一美しく顕著な場所にあります。 この公園はモンロー通りからランドルフ通りに広がり、ミシガン通りのシカゴ美術館、そして、フィールド博物館シェッド水族館アドラー天文学博物館などがあるミュージアムキャンパスまでも含まれています。

芝生一面に覆われた壮大なこの敷地に散歩や運動が自由にできて、人々の憩いの場として親しまれていますが、 この公園の随一のアトラクションは中心部にある美しいバッキング・ファウンテンでしょう。 伝統的なヨーロッパのデザインを取り入れたこの世界で指折りの規模の噴水は多くの観光客を惹きつけます。 また、グラントパークには数々のコンサートやフェスティバルも組まれていて、人気のあるイベントには何千万という人々がこの公園を訪れます。

グラントパークの歴史は古く、この公園は1835年のシカゴ都市計画の一部として進められました。ミシガン湖に沿った美しい敷地を公共のものとし、一般市民がミシガン湖を楽しめることができるようという趣旨の下に、ミシガン通りの西側には建物も建てないという法律を定めました。 その為、企業や裕福な個人がこの敷地の買収することが出来なくなり、レイクパークという名で1847年に公共公園が開園されたのです。

しかし、1871年のシカゴ大火災にはダウンタウン同様、緑豊かなレイクパークも被害にあいました。焼け野原になってしまった公園は火災を受けた建物の残骸の捨て場所になりましたが、その後、その残骸や瓦礫を利用してミシガン湖の埋立地とし公園の敷地を拡大していきました。 そして、1901年には南北戦争の勇士であり18代大統領のユリシーズ・S・グラントUlysses S. Grantを祝してこの公園を改めてグラント・パークと命名しました。

そんな状況の中、20世紀に入るとシカゴの復旧は著しく進みます。この街の発展と比例するように都市改革で名声をあげたダニエル・H・バーンハムがグラントパークへの改善計画に力を注ぎます。バーンハムは建物や博物館をグラントパークの中心部に取り入れ公園を近代化するというビジョンを持っていました。

しかし、この過程で、通信販売で大富豪になったモンテゴメリー・ワードが公園内でのビルディング建設に反対しシカゴ市に対して告訴します。ワード氏によればシカゴ市のグラントパーク改善の計画は公共でオープンという歴史的な趣旨を根本的に裏返してしまうものだと主張しました。

裁判の結果、ワード氏が勝利をおさめ、博物館はシカゴの南方の敷地で建てられることに決断されました。 グラントパークはオープンで公共公園というの伝統的アイデアが貫かれたというわけです。

公園の中央部にビルディングを建てられないと決断されても、改善を怠ったというわけではありません。グラントパークはフランスのジオメトリックなデザインを参考にして公園を構成し、多彩な植物を利用しヨーロッパの伝統的な園芸技術も取り入れました。 また、歴史上の人物を讃えた記念碑も所々に置かれました。中でもイリノイ州出身の大統領リンカンの記念碑は目を惹きます。 そして、グラントパークの象徴として、中央部にバッキング・ファウンテン1927年に設けられました。 この噴水は大富豪ケイトバッキングハムの寄付によって創られたもので、他界してしまった弟の記念とされています。

多くの世代の人々に親しまれているグランドパーク。今世紀に入り新たの機転を迎えます。グラントパークの北の敷地にミレニアムパーク2004年に開かれました。近代芸術を取り入れ多数のアトラクションが企画されているミレニアムパークは伝統的なグラントパークと対照的です。この2つのパークはシカゴのアトラクションとしてこれからもシカゴの人々と観光客を魅了することでしょう



●豆知識

  • このグラントバークにはテニスコートが12、そしてソフトボールフィールドがなんと16もあります。コートまたは球場の使用には予約が必要です。電話番号は(3127427650で気軽にコンタクトができます。ミシガン湖とダウンタウンの摩天楼を背に友達と一緒にテニスやソフトボールとはシカゴならではの楽しみでしょう
  • グラントパークでは年間を通して多くのイベントが開かれています。その中で有名なのはジャズ、ブルースフェスティバルです。毎年何千万の人々がグラントパークのペトリロバンドシェルPetrillo Band Shell と呼ばれる野外コンサートホールに集まります。
  • グラントパークで一番賑わう日はインディペンデントデイ独立記念日を祝うのフェスティバルです。毎年素晴らしいコンサートを聞かせてくれて、華麗な花火が40分以上打ち上げられます。 しかしながら、シカゴではこの独立記念祭は記念日の前日73日に行われるので、ご注意を。
  • コンサート以外で一番のグラントパークのアトラクションといったら、やはりテイスト・オブ・シカゴでしょう。 1980年から始まったこのイベントは毎年規模が膨らみ、現在ではシカゴの指折りのフェスティバルになっています。このティスト・オブ・シカゴは毎年6月の終わりから7月の初めに開かれ、70店に及ぶシカゴレストランが自慢の料理を並べ、来客人は数々の料理を楽しめることができます。



Grant Park
235 S Columbus Dr
Chicago, IL 60602  
(312) 742-7638


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