世界最大の怪獣祭り G-FEST XXIV 開催
ローズモント市 7月14日〜16日 注目のイベントは15日土曜に



Artwork by Matt Frank

祝シン・ゴジラ!平成の特撮を担うゲスト陣
大島ミチル、開田裕治、樋口真嗣、北岡龍貴、中川和博、田口清隆、金谷裕ほか


 毎年7月にシカゴ市郊外のローズモント市で三日間開催される G-FEST (ジーフェス) は世界最大の日本の怪獣映画ファンの祭典。アメリカ、カナダから毎年2000人以上の熱心なファンが集い、昭和のゴジラ・ガメラ映画の上映はもちろん、ゲストによる講演とサイン会、特撮技術に関する研究発表、日本の映像文化をテーマにしたパネル・ディスカッション、怪獣着ぐるみパレード、書籍・DVD・フィギュアの販売が行われる。

 目玉は豪華なゲスト陣で、開催24回目となる今年は昨年の『シン・ゴジラ』の大ヒットを受け、平成の特撮を担う世代が多く出席する。大島ミチル (作曲家) 、開田裕治 (イラストレーター) 、樋口真嗣 (映画監督) 、北岡龍貴 (俳優) 、中川和博 (映画監督) 、田口清隆 (映画監督) 、金谷裕 (イラストレーター) 、ロバート・スコット・フィールド Robert Scott Field (俳優) が日本から参加、アメリカからはトニー・イサベラ Tony Isabella (アメリカン・コミック原作者) 、そしてカナダからは G-FEST の創設者 J. D. リーズ J. D. Lees。

◎期間
2017年7月14日(金)〜 16日(日)
14日 (金) 1 〜 7 pm 、15日 (土) 9 am 〜 5 pm 、16日 (日) 10 am 〜 5 pm

◎注目イベント
7月15日(土)
9 〜 10 am 中川和博 トークショー
10 〜 11 am 大島ミチル トークショー
11 am 〜 noon 開田裕治 トークショー
1 〜 2 pm 樋口真嗣 トークショー
1 〜 4 pm サイン会、金谷裕イラスト実演
3 〜 4 pm 北岡龍貴 トークショー
7月16日(日)
10 〜 11 am ロバート・スコット・フィールド トークショー
11 am 〜 2 pm サイン会、金谷裕イラスト実演
2 〜 3 pm 田口清隆 トークショー

◎会場
Crowne Plaza Chicago O'Hare Hotel
5440 N. River Road, Rosemont, IL 60016
(847) 671 - 6350
http://www.crowneplazaohare.com

◎料金(1日券)
 一般 $25 、6歳 〜 15歳 $15 、5歳以下 無料。
注)サイン会は別のチケット (1枚 $10 から) が必要。支払い方法は現金のみ。
 ホテルの駐車料金は24時間 $ 7 。

◎公式サイト
G-FEST XXIV Convention
http://www.g-fan.com/html/gfest_xxiv/gfest_xxiv.php
Schedule
http://www.g-fan.com/html/gfest_xxiv/schedule_xxiv.php
Special Guests
http://www.g-fan.com/html/gfest_xxiv/guests_xxiv.php


 <G-FEST XXIV ゲスト 10名>
 24回目を迎えた本年は、日本、アメリカ、カナダからゲスト10名が参加する。

◎ 大島 ミチル Michiru Oshima
 1990年代から多くの映画音楽を手がけて来た大島ミチルは重厚なオーケストレーションを得意とする女性作曲家。『眉山』(2007年) で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞、『失楽園』(1997年) 、『海難1890』(2015年) などで日本アカデミー賞音楽賞を受賞。特撮映画では『ゴジラ x メガギラス G 消滅作戦』(2000年) 、『ゴジラ x メカゴジラ』(2002年) 、『ゴジラ x モスラ x メカゴジラ 東京SOS』(2003年) で海外のファンに知られている。(トークショーは15日午前10時から。サイン会は15日午後1時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 開田 裕治 Yuji Kaida
  開田裕治はディテールが細かく写実的な作風が特徴で「怪獣絵師」の異名を持つ。『機動戦士ガンダム』シリーズのプラモデル用パッケージはじめウルトラシリーズなどの特撮作品の映像商品パッケージに、これまで200点以上イラストレーションを提供しており、平成の日本の子ども達は開田の作品とともに育ったといっても過言ではない。川崎市民ミュージアム、金沢21世紀美術館などで業績を紹介する個展が開かれている。(トークショーは15日午前11時から。サイン会は15日午後1時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 樋口 真嗣 Shinji Higuchi
 昨年、爆発的なヒットとなった『シン・ゴジラ』を庵野秀明とともに監督し、世界的な名声を得た樋口真嗣。単独では『ローレライ』(2005年) 、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズ (2015年) を監督しており、特撮監督としては『ガメラ2レギオン襲来』(1996年) など平成ガメラシリーズを通して海外のファンに知られていた。 G-FEST 参加は今回が2回目。 2011年に初めて出席した時には、日本製特撮映画に貢献した人物を表彰するための功労賞『 Mangled Skyscraper Award マングルド・スカイスクレイパー賞』を受賞。(トークショーは15日午後1時から。サイン会は15日午後2時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 北岡 龍貴 Ryuki Kitaoka
  『ウルトラマンティガ』(1996年) 、『ウルトラマンダイナ』(1997年) ほかテレビ番組でスーツアクターを務めた北岡龍貴は中国拳法を得意とする俳優で、中国語と英語を話すことから中国、台湾、香港、アメリカ映画にも多く出演している。近作は『KANO 1931 海の向こうの甲子園』(2014年) 、『沈黙 -サイレンス- 』 (2016年) 。(トークショーは15日午後3時から。サイン会は15日午後1時から3時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 中川 和博 Kazuhiro Nakagawa

 中川和博が監督した自主制作映画『怪獣の日 Day of the Kaiju』(2012年) は緊迫感あふれるストーリー展開とリアルな描写で2014年のG-FEST 映画祭で注目され、大きな拍手を受けた。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズ (2015年) 、『シン・ゴジラ』(2016年) では助監督として制作を支えた。(トークショーは15日午前9時から。サイン会は15日午後1時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 田口 清隆 Kiyotaka Taguchi
 『ウルトラマンX』(2015年) 、『ウルトラマンオーブ』(2016年) など近年のテレビシリーズでメイン監督を務める田口清隆は、子供の頃から特撮に興味を持ち、中学生の時に初めて怪獣映画を作ったという。特撮の普及に熱心で「全国自主怪獣映画選手権」を2014年に発足させた。(トークショーは16日午後2時から。サイン会は15日午後2時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ ロバート・スコット・フィールド Robert Scott Field
 大阪在住で流暢な関西弁を操るロバート・スコット・フィールドは『ゴジラ vs キングギドラ』(1991年) のアンドロイドM11役で知られ、時折り吉本新喜劇の舞台に立つほか大学などで教鞭をとる。G-FEST の講演会では日本人ゲストの逐次通訳を務めており、日本語のニュアンスをとらえユーモアを交えた見事な英語への通訳は、今や同イベントに欠かせないものだ。(トークショーは16日午前10時から。サイン会は15日午後1時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ 金谷 裕 Hiroshi Kanatani
 高知県を拠点に活動する金谷裕は日本の特撮ほかハリウッドや香港のアクション映画のキャラクター描写を得意とするイラストレーター。日本語、英語、中国語で情報を発信する Facebook が注目され、G-FEST は昨年に続き2回目の参加である。(実演会は15日午後1時から4時、16日午前11時から午後2時。)

◎ トニー・イサベラ Tony Isabella
 アメリカン・コミック業界で40年以上活躍するトニー・イサベラ。マーべル・コミックでは作品の原作と編集を行い、DCコミックスでは同社初のアフリカ系スーパーヒーロー『ブラック・ライトニング Black Lightning 』を1977年に生み出したことで有名だ。評論家でもあり、業界誌にコラムを連載している。(トークショーは14日午後3時から。)

◎ J.D. リーズ J.D. Lees 
  G-FEST を創設したのはカナダ在住の高校教師 J.D. リーズ。子供の頃から熱心なゴジラ映画のファンだった同氏は1992年にゴジラファンのためのニュースレター G-FORCE (ジーフォース) を開始、同誌は1994年には季刊誌 G-FAN (ジーファン) となった。その夏、G-FAN に記事やイラストを寄稿していた約20人がシカゴ郊外で初めて顔を合わせ、そこから年次コンベンションが開かれるようになった。



   (文責:斉藤博子 Text by Hiroko Saito )



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